はこBOONの配送申し込み2017年7月10日に終了しました。
このサービスは他の宅配業者に比べて料金体験が異なっており、箱の大きさではなく重さを基準に配送料が決まるため、小さくて重いものを配送してもらうのに適しており重宝したという方も多いのではないでしょうか。
<はこBOONの良かったポイント>
・重さで料金が決まる
・全国のファミリーマートから発送できる
・送り状の手書き不要(パソコンから登録してファミポートでレシートを印刷)
サービス終了はとても残念ですが、このはこBOONはヤマト運輸を利用して配送されており、5月に行われた値上げ、Amazonとの交渉、長時間労働問題など多くの課題を抱え込んでいたと思われるので仕方ないことかもしれません。
とはいえ、はこBOONが終了したからと物販をしている人が事業をやめるわけにはいきません。新たな代替手段を見つけなくてはいけません。
そこで今回は上記であげた3つ目「送り状の手書き不要」のサービスについて紹介したいと思います。あまり知られていませんが各配送会社は昔からこの手のサービスを提供しています。
ヤマト運輸の”らくらく送り状発行サービス”
まずはじめに紹介するのがヤマト運輸が提供するらくらく送り状発行サービス。
ヤマト運輸が提供するアプリやLINEで送り状を作成して、ヤマト運輸の営業所にある「ネコピット」から送り状を発行できます。このため、荷物を梱包して営業所に持ち込むだけで発送することができます。
さらに利用する場合はネコピットのある営業所に行かなければなりませんが、営業所に行く=持込割が使える場合があるため、安く発送することができます。
利用方法
らくらく送り状発行サービスは、クロネコメンバーズ限定のサービスになります。無料で登録できるため、まだクロネコメンバーズになっていない人はクロネコメンバーズに登録しておきましょう。
登録サイト→クロネコメンバーズ ヤマト運輸
1.お届け先の住所を登録する
らくらく送り状発行サービスは、登録された住所にのみ行うことができます。
クロネコメンバーズは発送先の住所を登録しておくことができるため、発送先の住所を事前に登録しましょう。すでに登録されている住所げ発送する場合は不要です。
2.依頼主の住所を登録する
依頼主(=あなた)の住所も登録しておく必要があります。
基本的には1つの住所を登録しておくことになると思いますが、クロネコメンバーズでは複数の住所を登録しておくことができます。例えば、自宅の住所と職場の住所ですね。違う住所から発送することがある場合は複数登録しておくようにしましょう。
3.ネコピットにログインする
上記の依頼主と送り先の住所を事前にパソコンで登録したら、ヤマト運輸の営業所に行ってネコピットにログインします。
4.送り状を印字する
ネコピットにログインしたら、あとは画面の指示に従って送り状を発行しましょう。
特に難しいことはありませんが、操作に迷ったら近くの受付に聞けば教えてくれるはずです。
ネコピットがある営業所に行く必要があるため、はこBOONのファミリーマートに比べて少しハードルが上がりますが、営業所が近くにある人にとっては便利なサービスです。
合わせて持込割を使えたり、クロネコメンバー割を使えますのでコスト削減にもつながります。
日本郵政の”WEBゆうパックプリント”
日本郵政(日本郵便)でも印字サービスを行っています。
ヤマト運輸の場合と同様に事前に会員登録(ゆうびんID)が必要であるため、時間のあるときに登録しておきましょう。
登録サイト→ゆうびんポータル – 日本郵便
利用方法
1.Webゆうプリご利用お申し込み
ゆうびんIDを取得したら、次にWebゆうプリのご利用申込みを行います。”個人か法人”、”支払い方法”、”利用する郵便局”などの情報とアンケートを入力していきます。
3分程度の入力が完了すると、Webゆうプリ会員番号というのが発行されるので確認したら事前準備が完了です。
2.Webゆうプリ→ゆうパックラベル→新しく作る
登録が完了して、Webゆうプリのメインメニューにアクセスすると「ゆうパックラベル」という項目があり、その中に「新しく作る」というリンクがあるのでクリックします。
クリックすると送り先、依頼主の入力画面になりますので、入力して確認ボタンを押します。
情報を確認して問題がなければ”印字”ボタンを押すと印字するイメージが出てきます。AmazonでFBAパートナーキャリアを使っている人には見覚えのある、A4用紙に5枚のラベルが表示される送り状になります。(品名も自動で入力されます)
問題がなければプリンタで印刷しましょう。
FBAパートナーキャリアでは白黒印刷できますが、ここではカラープリントのみとなっていますので気をつけて下さい。
4.荷物と印刷したプリントを持って郵便局へ
ラベルをプリントしたら、梱包した荷物とラベルを持って郵便局へ持ち込みます。
最後に
今回はヤマト運輸と日本郵便、2つのパソコンを使った送り状の作り方を紹介しました。
送り状を手書きしていくのは間違いも起きやすいですし、時間もかかってしまいます。パソコンから登録できる場合は基本的に注文書からのコピペで登録できるため、間違いが起きにくいのがいいですね。
個人的には郵便局の方が使いやすいです。ラベルの印刷までを自宅で行うことができること、ヤマト運輸の営業所に比べて郵便局の数の方が圧倒的に多いことが理由です。ただし、明確に比較していませんが持込割やクロネコメンバー割を駆使するとヤマト運輸の方が若干安くなる気がします。
どちらにしろ、手書きするよりはパソコン入力の方が間違いが少なく効率的に行うことができるので1度どちらも試してみて自分にあった方法を見つけてください。