季節商品と通常商品の違い。季節商品を狙う場合の注意点

前回の記事(こちら)では、中国輸入で狙える季節商品について紹介しました。

今回は、さらに細かく中国輸入する場合の通常商品と季節商品の違いやスケジュールについて考えていきます。

通常商品と季節商品の違い

基本的には季節商品といっても他の商品と同じように考えていきます。ただし、販売できるタイミングが短期間ということもあり、他の商品よりもシビアに考えていく必要があり、通常商品とは違う考え方をしなくてはいけないことがあります。

リサーチについて

中国輸入においてまずやることは”リサーチ“です。季節商品を扱う場合もまず初めに行うのはリサーチであることは同じです。ただし、通常商品と季節商品のリサーチ方法は少し変わってきます。

通常商品は直近3ヶ月程度の価格と売上を見て販売可能か判断※しますが、季節商品は前年のその季節の前後の価格と売上を見て販売可能か判断します。※通常商品もリサーチ時には年間の売れ行きをチェックしますが、重視するのは直近3ヶ月程度。

例えば、10月にリサーチする場合、年間通して売れるような通常商品の場合は重要視するのは直近3ヶ月である7月〜9月になります。これがクリスマス商品の場合は前年の11月〜12月になるということです。

上の図でリサーチ対象を1月の前半までにしているのは、在庫処分の状況を把握するためです。季節商品というのは、あるタイミングを過ぎると極端に売れ行きが悪くなってきます。またそれに合わせて各社在庫を処分するためにガンガン値下げしていきます。この価格の変動を把握しておくことによって、強気で仕入れていいのか、確実に売り切れる量にするのかが決まります。

また、どのタイミングから値下げが始まるかも注意深くチェックするポイントです。

通販というのは、商品を購入してから届くまでに時間がかかります。このタイムロスを考えて購入者は早めの購入をしますが、逆にイベントの直近になると急激に売上が下がってきます。

実店舗であれば、イベント当日(クリスマスならイヴの24日)までアクセサリーショップやおもちゃ屋さんが賑わいますが、EC(ネットショップ)においては1週間前の17日頃から売れなくなります。このような変化をリサーチのタイミングでしっかりとチェックしておきましょう。

仕入れのタイミング

仕入れのタイミングですが、イベントの1ヶ月半前頃から爆発的に売れる商品が増えるため、しっかりと利益をあげるためには最低でも2ヶ月前には国内に入れておくのが良いでしょう。ここから逆算して余裕を持ったスケジュールをたてると以下のようになります。

3ヶ月前・・・リサーチ終了

2ヶ月半前・・・発注

2ヶ月前・・・国内到着

1ヶ月半前・・・AmazonFBA入庫

国内に到着してからは検品して発送すれば2〜3日あれば十分間に合いますが、余裕を持ったスケジュールにしています。このように、遅くとも2ヶ月半前までに発注することが大事になってきます。クリスマスを狙うのであれば、10月前半には発注をかけたいところですね。

再発注は?

季節商品において”再発注は基本的に行わない!“ようにしましょう。

感覚的にわかると思いますが、発注してからFBA倉庫に入庫するまでに1ヶ月弱はかかります。中国輸入時にスムーズにいったとしても3週間はかかるでしょう。場合によっては1ヶ月以上かかる場合もあります。

例えばクリスマスを狙った商品で11月1日に発売して売れ行きがよく11月15日には完売してしまったとしましょう。そこで再発注した場合に、再販売可能になるのは順調にいったとして12月10日過ぎとなります。このタイミングで仕入れたとしても売れ行きは下降気味のタイミングであり、利益が出ない、在庫が残るリスクが高くなります。

また、再仕入れのタイミングでは仕入先に在庫がないという可能性もあり得ます。知っての通り、タオバオの在庫数は適当であり、在庫ありで注文したとしても実際は在庫ない、またはそこから待たされる可能性があります。そうなると、届くのはイベント後・・・何てことにもなります。

このため、季節商品の再仕入れはしないほうが良い、つまり季節商品の仕入れは1回のみが基本になります。

仕入数は?

季節商品の仕入数は個人的に少なめがおすすめです。

短期間に大量販売するチャンスですが販売できる時期がわずかということもあり、在庫を抱えるリスクが通常商品よりも高いです。季節商品の悩ましいところは、価格を下げたとしてもイベントを過ぎるとほぼ売れないということです。例えば、2月にクリスマスツリーを買おう、という人はあまりいませんよね?

このため、イベントを過ぎてしまって残った在庫は捨てるか1年抱えることになります。これはコストもかかりますし大変なリスクとなります。なので、私は季節商品の仕入れは、確実に売れるだろう数量のみを仕入れるようにしています。

ただし、短期間で大きな売上をあげるチャンスでもあるので余裕があれば勝負するのもあり、だとは思います。賭けに出るのではなく、余裕があれば挑戦する、といった感じです。

在庫処分は?

前述の仕入数にも少し書きましたが季節商品は季節(イベント)が過ぎるとほとんど売れません!

例えば、ハロウィン用のかぼちゃやおばけのコスプレをハロウィン後に買うでしょうか?クリスマスツリーを年末に買うでしょうか?買わないですよね。つまりそういうことです。

ごく稀にイベント後の価格ダウンを狙って来年用に買う人がいます。しかし、本当にごくわずかであり、そして価格ダウン後を狙ってくるためこの層にターゲットを合わせても意味がありません。基本的には旬を逃したら売れない!と覚えておきましょう。

このため、季節商品の在庫処分は以下の2つに限られてきます。

・1年間保存して来年販売する

・廃棄

通常商品で行う「価格を下げて販売」が難しく、ほとんどできないことを覚えておきましょう。

まとめ

季節商品と通常商品ではリサーチの段階から若干やり方が異なってきます。

通常商品と同じように考えていくと良い商品が見つけられない、または失敗して利益が出ない、赤字になってしまう、ということが起こり得ます。

しっかりと特徴をつかんだ上でチャレンジするようにしましょう。

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