海外から商品を輸入するときに気をつけなくてはいけない実重量と容積重量とは?

海外から商品を輸入する場合、気をつけなくてはいけないポイントとして”実重量“と”容積重量“という考え方があります。

この考え方を理解しておかないと予想していたよりも国際送料が高くなってしまうことがありますのでしっかりと理解しておきましょう。

実重量と容積重量とは?

実重量というのは実際の重量のことです。つまり、普段ものの重さを計ったり、自分の体重を計るときに使用されるものです。これは特に問題ないと思います。理解していると思いますが念のため定義をしっかりしておきます。

では、容積重量とはなんでしょうか?

これは実重量ではなく、商品の容積の大きさから決められた重量になります。実際に重量計に乗せて重さを計るのではなくメジャーなどで3辺の長さを測って計算式に当てはめて重量を決めます。このため、実重量よりも軽いこと場合や重い場合があります。軽くて容積をとる商品(=ぬいぐるみやダウンジャケットなど)は実重量よりも重くなりやすい傾向です。

容積重量は以下の計算式で導き出すことができます。

縦(cm) x 横(cm) x 高さ(cm) ÷ 6000

この数値は6000立方センチメートルあたり1kgで計算するということです。例えば80cm×40cm×40cmの3辺合計160cmの場合、128,000÷6,000=21.5kgとなります。

これは輸送業界によって決められた数値であり、各社によって異なる場合があります。このため、中国輸入においては代行業者によって異なる可能性があり、代行業者によっては縦(cm) x 横(cm) x 高さ(cm) ÷ 5000としている場合もありますので各代行業者のページを確認しておきましょう。

なぜ容積重量が必要なのか?

ではなぜ容積重量が必要なのでしょうか?

それは輸送手段によって詰め込める容積というのが決まっているからです。例えば、10tトラックの場合、鉄や木材などの重量があるものでは限界重量の10tまで積み込むことができますが、ぬいぐるみや中が空洞で軽いものなどを運ぶ場合、載せることができるギリギリまで積み込んだとしても10t未満になってしまいます。

こうなうと、軽くて容積の大きいものを運ぶと運送業は儲からないので、運送業者としては軽いものは運ばないで重いものだけを運ぶという選択をすることになります。

これでは不公平であるため、容積から重量を換算するための容積重量という概念が考えられました。

中国輸入の場合、トラックではなく飛行機の積載容量が影響しています。トラックと同様に積み込むことができる重量が決まっているため、容積重量を使うことになります。ただし、実際の使いかたとしては”実重量と容積重量の重い方を重量とする“といったような風に両方測って重い方=高い方の料金を支払うことになります。

まとめ

容積重量については、国際輸入をしていると必ず必要になってくる知識です。

実際のところは代行業者が複数の商品をまとめて梱包して送ってくるため、配送前に容積重量を正確に知ることはできません。さらに代行業者が計算してくれるので輸送時の実務には必要ありません。

では、これを理解して何をすべきでしょうか。

答えは”重くて小さい商品と軽くて大きい商品を同時に注文する“です。正確には”軽くて大きい商品を購入するときには重くて小さい商品を含める”です。

軽くて大きい商品ばかりで梱包をまとめてしまうと実重量と容積重量の乖離が大きくなり、国際送料が高くついてしまいます。容積重量を実重量に近づけた方が相対的に国際送料が安くなります。ただ、容積重量と実重量を近づけるために容積を小さくすることはできないので実重量を増やす=重くて小さい商品も合わせて輸入することによって対応します。

細かく計算する必要はありませんが、発注する際に少し気にすると国際送料で損をしなくなるのでぜひ頭の片隅に置いておきましょう。

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