中国輸入した商品をメルカリで販売することはできるのか?

商品の販売は主にAmazonを利用しますが、販売チャネルは多ければ多いほど販売機会が増えるため、Amazon以外での販売も積極的に考えるべきです。

販売チャネルを増やすことは簡単です。

楽天、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、メルカリ、ラクマ、BASE、カラーミーなどなど、ネットショップを開店させるサービスから個人間取引のアプリまで商品を販売する方法は溢れています。登録するだけで販売チャネルを増やすことができます。

では、販売チャネルは増やせるだけ増やした方が良いのでしょうか?

実際はそんな簡単な話ではありません。実店舗を運営するよりは低価格でできるとはいえ、ネットショップも開店費用や維持費が必要になってきます。また無料だったとしても販売チャネルを増やした分だけ管理が大変になり時間が削られる=他の有意義なことができなくなる可能性があります。このため、販売チャネルを増やすには費用対効果、売上予測、労力などを検討した上で決定していく必要があります。

今回は数ある販売チャネルの中でも2014年から注目を集めているメルカリについて考えてみたいと思います。

メルカリとは?

メルカリとは、2013年に創立されてフリマアプリmercari(メルカリ)を提供する会社です。メルカリと言われれば一般的には会社ではなくアプリのことを指します。この記事でも以降メルカリ=フリマアプリを指していると思ってください。

フリマアプリとは、フリーマーケットアプリケーションのことで、現実でも中学校や公園、港などのイベントスペースで行われているフリーマーケットをスマホでどこからでも誰でもできるようにしたアプリケーションのことです。つまり個人が売りたいものを出品して買いたい人が注文を入れる、といった形式になっています。

メルカリを開くと上記の画像のように出品されている商品が一覧で表示されます。画像の左下のように中には商品ではないサービスも含まれています。

特徴的なのは、値引き交渉が活発に行われていること。日本ではデパートやお店で普通に買う時には購入者から値引き交渉することはあまりありませんが、メルカリでは購入者と販売者がメッセージのやり取りをすることができ、そこで値引き交渉をすることがあります。

メルカリは中国輸入販売に向いていない?

では、中国輸入した商品を販売するのにメルカリを使うのはどうなのでしょうか。ズバリ言ってしまうと私は

メルカリでの出店はやらない方が良い

と考えています。なぜなら、継続して販売しにくい仕組みになっているからです。下記に私がやらない方がいいと思っている理由を項目ごとに説明します。

1回売るごとに出品する必要がある

メルカリは個人間の取引が目的であり、出品する商品は1点1点違うことから基本的に同じものを出品することが想定されていません。出品する商品は1点ごとに1ページの仕様になっています。このため、同一商品を2点販売する場合は2ページ作る必要があります。

商品を1点販売するごとに1ページ作らなくてはいけないというのはコピーして貼り付けるだけですがかなり手間になります。複数の商品を何度もリピート販売するには不向きです。

同じ1点1ページ形式のサービスとしてはヤフオクがありますが、ヤフオクはスマホからではなくPCからの出品が可能ですし、オークファンなどの別サービスを使うことにより出品を簡易化することもできるので同形式ならメルカリよりもヤフオクが良いです。

PCから出品することができない

メルカリはスマホ用のアプリです。スマホで出品から購入まで完結するようになっているため、誰でも気軽に参加できるようになっています。ただし、スマホに特化させているために出品もスマホからのみとなっておりPCでの出品ができません。

出品をするのに毎回スマホで操作しなくてはならないというのは、PCで操作するよりも時間がかかってしまい大変な作業です。また管理も大変になるため、継続して販売するのには不向きと言えるでしょう。

[追記]

2016年よりPCでの出品が可能となりました。

取引メッセージのやりとりで販売までに手間がかかる

メルカリでは個人間の取引を安心して行ってもらうために、出品者と購入者(購入希望者)がメッセージのやり取りをすることができます。前述した値引き交渉はこの取引メッセージを利用して行われます。

楽天やAmazonなどのネットショップでもメッセージのやり取りは行うことができます。ただし、ネットショップでは購入者が商品の詳しい情報が欲しかったり、送料などの情報が見つけられなかった時に質問してくる程度で基本的には質問なしで購入されます。

メルカリの場合、ほぼ全ての取引でメッセージのやりとりが行われます。具体的には購入する前に「この商品、購入していいですか?」といった内容のメッセージが送られてきます。いくら商品情報にメッセージなしで購入して大丈夫と書いていてもメッセージが送られてきます。

これは煩わしく手間ですがメルカリの特徴から仕方のないものです。メルカリには一般の人も多数出品しています。出品している人の中には、出品はしたけどそのまま放置してアプリを起動しなくなりアクティブではないユーザも多くいます。このようなユーザが出品している商品は購入しても送られてくることがなく意味がありません。これを見抜くために購入前に1通メッセージを送る文化になっているのです。

メルカリの文化として仕方ないことですが、継続して販売する業者としては手間がかかってしまうのでデメリットになります。

運営がイマイチ

インターネット上でもよく言われていますがメルカリの運営はイマイチであるというのが定説です。何かトラブルがあったとしても基本的には販売者と購入者で解決してくれ、というスタンスで運営は放置です。

さらに揉め事が少しでも大きくなると販売者側にアカウントの永久停止という手段を平気で行います。一旦、永久停止を食らってしまうと運営側と話しても回復することはかなり難しいです。

Amazonは運営がしっかりしており、サポートや相談しやすい出品者に優しい環境を整えていますのでそれに比べたらメルカリの運営は・・・

まとめ(修正版)

2016年よりPCでの出品が可能になりましたので以前のスマホからしか出品できない時代よりは出品する意味はでてきたと思います。ただし、他の販売方法に比べて手間がかかるのは変わっていませんので時間に余裕がある、あるいはメルカリのユーザー層(若年僧)がターゲットの商品を多く扱っている場合に限られるのではないでしょうか。

メルカリでの本格出品を始めるのであれば先にYahoo!ショッピングやヤフオクを試してみることをおすすめします。

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