中国輸入ビジネスを始めるには資金はいくら必要か?

今回は中国輸入を始めるために資金がいくら必要かについて考えてみようと思います。

※このコラムは、サイトで紹介している中国輸入をすでにがっつり実践している人というよりは興味があって調べている、または始めたばかりの人向けです。

中国輸入は2000円からできる!

もちろん、これは中国輸入販売をビジネスとしてやるのではなく、個人で気になる商品を輸入して楽しむ場合です。商品次第ですが2000円あれば中国から商品を輸入することができます。具体的に見ていくと、下記の項目が必要になります。

①商品代金

②中国内送料

③国際送料

④代行手数料

どの項目も言葉から想像できると思いますが、簡単に説明していきます。

①商品代金 = 中国で販売している価格です。タオバオでは元で表示されているので、それに使う代行業者のレートをかけて日本円にします。タオバオでも日本円表記していますが実レートで代行業者のレートより安くなっているので注意しましょう

②中国内送料 = 販売元の工場やショップから代行業者の元に届くまでの送料です。送料無料も多いです。ただし、タオバオの送料無料表記はあてにならないので代行業者に見積をもらうまで実際どうなのかわかりません!(中国大陆境内包邮=送料無料と書いてあっても請求されること多々あり)

③国際送料 = 代行業者から自宅に届くまでの送料。日本までではなく、日本の自宅までの送料になるので特殊なところに住んでいるわけではなければ別途国内送料がかかると言うことはありません。未経験者には1番金額が読めないと思いますが、安い代行業者を使えば商品1kgあたり70元程度で送ってもらえます。

④代行手数料 = 代行業者に支払う手数料。商品代金の5〜10%程度が一般的です。つまり20元の商品を買えば1〜2元程度です。

以上が輸入にかかる費用になります。このため、例えば20元の商品(重量500g、中国内送料無料)を代行手数料10%の代行業者を使って購入した場合、①20元 + ②0元 + ③70元 + ④2元 =92元で手元に届きます。レートを厳しめに20円/元で計算したとしても1840円で買えるということになります。

ただし、これでは手元に届くまでに中国国内価格の4.5倍になっており、個人で楽しむために1つ輸入するのであれば良いですが販売して利益を得るには厳しいです。

ビジネスとしてやっていくには?

個人で輸入して楽しむだけなら買うのは1個だけでよいし、多少割高になってしまってもよいと思いますがビジネスとしてやっていくにはそうはいきません。できる限り安く仕入れて販売する必要があります。

ビジネスとして中国輸入する場合の必要費用の考え方は2つあります。1つは「1回あたりどの程度輸入するのか」、もう1つは「1ヶ月にどの程度輸入する必要があるのか」です。

1回の輸入は15kg〜、だいたい3万円〜

2000円あれば個人輸入はできますが、ビジネスとしてやるにはさらに費用は必要になります。なぜなら少額・少量で仕入れると割高になってしまうためです。

先ほどの例では、20元の商品を買うのに92元の支払いを行っています。つまり、販売価格の4.5倍以上の価格で仕入れていることになります。これでは物価の安い中国で購入する意味がありません。

高い理由は国際送料です。

国際送料は量が多くなればなるほど割安になります。

もっとも高いのが最低重量の1kg以下。この重量が重くなればなるほど1kgあたりの国際送料は安くなる傾向にあります。

例として、先ほどと同じ代行業者では1kg70元ですが20kg送るとすると390元になります。1元あたり19.5元。3分の1以下の国際送料になります。

このため、商品を購入する時はまとめて購入する方がお得 = 1回あたりの費用は高くなるということです。目安はいろいろありますが、一回の仕入が最低15kg以上、できれば20kg以上にするとある程度割安で買うことができて日本で販売しても利益を出すことができます。

試しに先ほど購入した20元の商品(重量500g、中国内送料無料)を20kg、40個購入した時の費用を計算してみます。すると①800元 + ②0元 + ③390元 + ④80元 =1270元で手元に届きます。1個あたり31.75元となり、先ほど1個だけ仕入れた3分の1、中国の販売価格の約1.6倍で仕入れることができる計算になります。

またビジネスとして商業輸入する場合は関税がかかってきます。輸入する商品にもよるので一概に言えませんが商品価格の10〜20%がかかると思っておきましょう。今回は20%加算されるとして31.75元 × 20% = 6.35元とします。よって合計38.1元/個 = 762円になります。

日本円に直して、1個だけ仕入れると1840円、40個で仕入れると1個あたり762円。ビジネスとしてやっていくのであれば後者でなくてはやっていけないのがわかると思います。

つまり、仕入値を安くするためには1回である程度輸入しなくてはならないということです。商品にもよりますが目安としては15kg以上、価格にして3万円以上となります。

副業なら月額6〜10万は仕入に必要。

3万円で商品を仕入れて売れば利益を上げることができます。

ただし、商品個々でみて利益が出たからとビジネスができるわけではありません。なぜなら、商品以外にもコストが発生しているからです。

Amazonで販売する場合、①月額利用料②国内送料(FBA倉庫まで)③FBA在庫管理費が販売手数料とは別にかかってきます。①は約5200円、②は発送回数にもよりますが月2回約1500円で合計約3000円、③もFBAの在庫量にもよりますがわかりやすく1800円にしておきましょう。合計すると1万円の費用がかかります。

つまり商品を売って1万円利益を上げてようやくプラスマイナス0円になるということ。利益率20%の商品だとすると売上5万円が最低ラインです。5万円売上を上げるには扱う商品にもよりますが原価3万円程。さらに販売手数料が1万円程かかるとして、合計4万円かかって手元に売上の20%になる1万円が残ります。

利益0では副業をやる意味がないので最低1万円はお小遣いが欲しいとしたら、商品を6万円分仕入れて売上10万円が必要になってきます。ただし、ここからは量を増やしても手間は大きく増えるわけではないので10万円くらいでスタートする方が良いです。

今回の例を計算式にすると以下のようになります。

3万円 + (目的額:万円) × 3万円 = 必要額

欲しいのが2万円であれば目的額を2にして3+6=9万円が必要額になります。もちろん在庫状況や売行、利益率などにより変動するので一概にこうなるとは言えず、9万円でも2万円以上稼げる場合もあれば稼げない場合もあります。

本業にするなら100万円から安定

本業とする場合、どの程度稼ぐことができれば(利益を残すことができれば)生活できるかによりますが、10万円でよければ先ほどの計算でいくと33万円必要になります。ただし、10万円で生活するのはかなりギリギリですね。何かトラブルがあったり急な出費があったときに対応できないため、本業とするのは厳しいでしょう。

さきほどの計算式でいくと30万円稼ぐためには93万円の仕入が必要ということになります。30万円稼ぐことができれば本業としても安定してくるのではないでしょうか。余裕を持って100万円が中国輸入販売を本業にするための必要経費と言えるでしょう。

まとめ

本業として中国輸入をやっていくには100万円は必要になります。

え、それは無理」となるのではないでしょうか?100万円と言われるとかなり大変なイメージがありますよね。確かにこれを最初から用意するのは大変です。ただし、本業として中国輸入販売で生きていくには最低でもこれくらいのお金を動かしていく必要があります。

ただし、この金額は最初からなくても大丈夫です。

これは、生活費なども全て最初から中国輸入販売で稼ごうとしている場合に必要な費用になります。そもそも未経験でいきなり本業にしてしまうのはリスクが高すぎます。

では、どうすればいいか?

まずは副業と同じく生活費などは他で稼ぎつつ10万円程度から始めて中国輸入販売の経験、ノウハウを貯めていきます。そして、副業とは違いお小遣いにするのではなく全額再投資していきます。

利益の全額再投資を繰り返すと回数を重ねるごとに仕入に使うことができる元金が雪だるま式に増えていきます。例えば先ほどの商品のように利益率20%の商品で10万円を元手にスタートしたとします。

1回目の仕入が10万円の場合、商品にもよりますが利益率20%となると売上は16万5千円程度になります。10万円が仕入値、3万2千円が販売手数料などで20%の3万3千円が利益になります。次に、2回目の仕入は元金10万円+利益の3万3千円を足した13万3千円で商品を仕入れます。

1回目:約10万円仕入 → 利益が約3万3千円

2回目:約13万円仕入 → 利益が約4万3千円

3回目:約17万円仕入 → 利益が約5万7千円

4回目:約22万円仕入 → 利益が約7万3千円

5回目:約30万円仕入 → 利益が約10万円

6回目:約40万円仕入 → 利益が約13万円

7回目:約53万円仕入 → 利益が約18万円

8回目:約71万円仕入 → 利益が約24万円

9回目:約95万円仕入 → 利益が約32万円

※細かい数字は丸めています。

この方法を使うと8回目にほぼ100万円となり、9回目には確実に100万円以上が手元に残ります。仮に1回あたりの仕入を半月で捌くことができれば4ヶ月〜5ヶ月で100万円の資金を手に入れることができるということです。仕入れた商品を売り切るのに1ヶ月かかるとしても1年以内には100万円貯めることができます。この段階になってから本業に移行すれば良いのです。

ということで結論。

最初から本業として生活費等も稼ぐのであれば100万円!

ただし、最初は他の収入で暮らしていきながら半年後に本業にするなら10万円からスタートできる!

あくまで個人的な意見です。また商品の利益率や仕入値、売行などにより変化するのでこの通りになるわけではありませんが参考までにどうぞ。

※一例と示すものであり、中国輸入販売の成功を保証するものではありません。当たり前ですが事業としてやる場合は自己責任でお願いします。

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