クリーニングとパッケージング

商品を検品して問題がなかったとしても、日本で販売するのはリスク(返品やクレーム)になる可能性の商品も少なくありません。

何が原因かというと汚れ外装の破損になります。

中国輸入した商品は基本的に新品で出品します。新品なのに汚れが付いていたら、日本人の場合は新品かどうか疑ってしまう、場合によっては疑う前に中古だとしてAmazonに返品・変金請求されます。

このような問題を少しでもなくすために、簡単でもいいので商品の汚れを落とす(クリーニング)と外装を整える(場合によっては外装をなくす)作業をします。

クリーニングとは?

届いた商品の汚れを落とす作業です。

よくある例としては、木製の商品に木屑が大量に付着しているケースです。これは小さな箒で掃いたり、風で飛ばしてしまえばすぐに綺麗になるので絶対にやってから納品することをおすすめします。この木屑が付いているかどうかで見栄えもかなり変わってきますし、お客さんの手元に届いたときの印象が良くなります。

また木製の商品に穴が空いている場合(組み立て用)、その間に木屑が詰まっており目詰まりしていることもあります。これも爪楊枝や針などの細いものを使えば簡単に取り除くことができるので合わせて行いましょう。

鉄商品の場合は油汚れとバリが残っている可能性があります。

油汚れは黒ずみが部分的についているような場合は拭き取って綺麗にしてから納品すべきですが、全体的に油っぽい場合は錆防止のためにわざと油を塗っている場合があります(日本製の商品でもあります)。

このような場合、油を拭き取って長期間たつと錆びてきてしまう可能性がありますので在庫回転率を考慮して拭き取るのか、どの程度拭き取るのか判断しましょう。

バリについては取る取らないは商品によって判断します。バリのついている箇所や状況によってはバリを取ることによって逆にその部分だけ塗装が剥げてしまい見た目を悪くする可能性があります。とはいえ、あまりにひどいバリを放置すると怪我の原因にもなります。

怪我をしそうな大きいバリや商品本体に影響のないバリは取る、それ以外は取らないと言う対応が個人的にはおすすめです。

OEMでの販売を始めるとこの汚れやバリについても業者に連絡して対応してもらえるようになる可能性がありますが、既製品を仕入れる最初の段階ではこちら側で対応するのが無難です。

パッケージングとは?

仕入れた商品を検品しようでも記載しましたが、中国では外装や梱包は商品を守るためのものであって破れたり汚れたりするのが当たり前です。このため、追加料金を払って化粧箱を買っている場合を除いて商品が問題なければ外装が汚れていても文句は言えません。

amazon_review

これは以前に販売していた商品ですが、商品レビューを一部抜粋したものですが外装の問題が多く書かれているのがわかります。出品者の問題(2番目/商品違い)や商品の問題(4番目/すぐ止まる)などの影響も相まって商品評価☆2.3とかなり低いものとなっています。

注目なのは青い線の部分。「箱は問題なく、きれいに包装されていました。」と書かれており、商品自体はダメだったので評価は低いですが印象が悪くないのが伺えます。おそらく、出品者の方がしっかりと外装を整えてから発送したのでしょう。

商品レビューが悪いとお客さんが購入するときの躊躇する理由になりますし、機会損失の要因になり得ます。このため、できる限り外装は整えることをおすすめします。

外装の整え方

FBAに納品する場合、外装(商品梱包)を整える必要があります。

上記のレビューを見る限りこの作業を怠っているセラーがいるようですが、Amazonの梱包要件に明確に定義されており、納品したが販売不可在庫として扱われる可能性があり、それでも続ければ最悪の場合アカウント停止などの可能性もあります。

受領できない商品の例

箱がつぶれている

通常、検品はおこないませんが、明らかなダメージの場合は販売不可在庫
となります。おもちゃやフィギュアなど、>観賞用商品の新品は箱のダメージが返品につながります。
・外装箱に破れ・汚れ・潰れがないこと
・化粧箱で輸送する場合は、剥離タイプの商品ラベルを推奨

袋が破れている

輸送中及び作業中の商品抜け落ちを防ぐため、強度の弱いビニール袋やスーパーマーケットの買い物袋、紙袋などを商品の外装袋として使用しないでください。商品を袋に梱包する際は、袋の口が開かないように必ずテープで留めてください。

出典:Amazon.co.jp ヘルプ: 梱包要件 より一部抜粋

1.外装箱を取り除いてしまう

例えば、商品が袋に入っており、その袋がボロボロの箱に入っていたとします。このような場合にボロボロの箱をなくして袋の状態でFBAに納品します。

Amazonで買い物をしたことのある人はわかると思いますが、FBAでは発送する際にAmazonの外箱に商品を入れて発送します。つまり箱に入った商品はマトリョーシカのようにAmazonの箱の中に箱が入っている状況になります。このため、中国から輸入したときに入ってきたボロボロの箱は取り除いてしまっても問題ありません。逆に、ボロボロの箱に入っているよりも袋だけに入っている方が見栄えが良いです。

2.袋に入れる、入れ替える

あらかじめ袋に入っている商品の場合、そのままでも良い可能性がありますが、その袋自体が破れている可能性があります。このような場合も販売不可在庫として扱われる可能性がありますので綺麗な袋を入れ替えるようにしましょう。

中国製品とはいえなかなかないケースですが、商品が梱包なしで届く場合があります(代行業者で破損防止の梱包はされています)。このようなケースもそのまま商品を送るわけにはいかないので袋に入れるなどの対応をしましょう。

3.シュリンクフィルムを使う

これは少し手間がかかりますが袋では大きさが合わずに中で動いて破損してしまう可能性があったり、重さがあり袋は重さで破れてしまう可能性があるような商品に有効な手段です。

シュリンクフィルムは熱収縮フィルムとも呼ばれ、その名の通り熱を加えることにより縮むフィルムです。商品をこのシュリンクフィルムに包んでドライヤーなどで温めることにより商品の大きさに合わせたサイズになります。また収縮と同時に少し硬化するので梱包としても役立ちます。

まとめ

クリーニングとパッケージングは、購入者の満足度を高めて商品のレビューを良くする(悪くしない)ための作業になります。レビューは商品の売れ行きに影響するので、長期的に販売していくためには重要になってきます。

やらなくても売ることはできますが長期的な視点を持って面倒ですがしっかりとやるようにしましょう。

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