キーワードリサーチの方法

リサーチの中でもっとも初歩的、かつ正攻法なのがキーワードによるリサーチです。

キーワードリサーチという名称の通り、中国輸入商品を見つけることができそうなキーワードをAmazonの検索バーに入力して対象となる商品を見つけます。このキーワードが重要になってきますが、初めての場合は「並行輸入」や「ノーブランド」という直接中国輸入に関係するキーワードを使うと見つけやすいです。

※ただし、直接関係するキーワード=同業者が多く価格競争となっている可能性があります。初めは良いですが早めに自分なりの見つけやすいキーワードを探しましょう。

今回は「ノーブランド」というキーワードを使ってリサーチの仕方を説明します。

キーワードリサーチの手順

1.キーワード「ノーブランド」を使って中国商品を見つける

まずはAmazonで販売している売れてそうな中国輸入商品を見つけます。

Amazonのトップページ上部にある検索バーにキーワード「ノーブランド」を入力して検索ボタン(虫眼鏡)をクリックします。

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さて、検索するとキーワード「ノーブランド」に関連する商品が検索結果として表示されます。左上を見ると検索結果は2,397,253件と表示されており、膨大な数であることがわかります。ここで気をつけておくのは”キーワードに合致する商品”ではなく、”キーワードに関連する商品”が検索結果として表示されるということです。このため、商品が3つ並んでいますが右側の三脚は商品名に「ノーブランド」が含まれていませんが検索結果として表示されています。

とりあえず最初に表示された3つは中国輸入商品である可能性が高いので、Amazon商品の中から中国輸入商品を見つける、といった最初の目的は達成しました。さらに検索結果の上位表示されているということ、左右はベストセラー1位のタグが付いていることから売れているのもほぼ確実です。

ただし、これらの商品は利益が出る商品ではありません。正確に言うと利益を出すのはかなり大変で初心者には不可能に近い、ということです。

理由は価格が安すぎるから。

40円、88円、150円。。。しかも、これらの商品は出品者出荷で送料無料(関東圏)となっています。普通に考えたら送料だけで赤字になってしまいます。送料や手数料など1個販売するごとにかかる費用(個あたり費用)は、商品の大きさにもよりますが価格が高くなるほど価格に対する割合は低くなります。つまり価格が安いものを売るとこの費用の割合が高くなります。

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例えば、同じ形状・重さの商品で1000円と2000円のものがあったとします。この2つの商品にかかる送料・手数料などの雑費は、形状・重さが同じなので同一の500円とします。

1000円の商品では50%(500円)が送料・手数料となるので残りの50%(500円)で商品の仕入代金を払い、残りが純利益となります。商品の仕入代金を商品価格の30%としたとき、手元に残るのは20%にあたる200円となります。

2000円の商品を見た場合、送料・手数料が500円と変わらないため、商品価格に占める割合が25%となります。残りの75%(1500円)から商品の仕入代金30%(600円)を支払って手元に残る純利益は900円となります。

つまり、1000円の商品を2個売って2000円売ったとしても利益は400円ですが、2000円の商品を1個売れば900円になるので、倍以上の差が生まれるのです。

実際はAmazonの販売手数料は販売価格に対して8%〜45%と割合でかかってくるため、販売価格が高くなればなるほど、手数料は高くなります。ただし、販売価格にかかわらず一律で発生する費用があるため、安くなるのは確実です。

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実際にAmazonで販売している商品を1000円と2000円でシミュレーションして比較した図です(FBA料金シミュレーターを使用)

見ていただければわかる通り、赤枠の販売手数料は商品代金に15%かかるため差が出ていますが、”青枠の出荷作業手数料“、”発送重量手数料“、”月次の保管手数料“は変化していません。このため、販売価格がある程度高い商品の方が手数料の割合が低くなるのがわかります。

ということで安すぎる先ほどの商品は除外して他の商品を探していきます。経験上、FBAを利用する場合は1,000円以上の商品を売る必要があります。3000円以上で売れる商品が見つけることができるようになると安定した利益になります。

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検索結果を見ていくと良さそうな商品が出てきました。上段の真ん中にある「【ノーブランド品】 天然木製 シューキーパー シューツリー (39/40)」です。

なぜこの商品を狙ったかというと、売れている可能性が非常に高いからです。売れていると推測できる要素は2つ。1つ目は「11ページ目に表示されてる」ということ、もう1つは「商品レビューが64件ある」ということになります。

11ページ目というとかなり下の方で売れていないんじゃないか、と思うかもしれませんが全然そんなことはありません。先ほどお見せした通りキーワード「ノーブランド」に関連する商品は2,397,253件あります。1ページに24商品表示なので11ページ目というと1番最後でも264商品目であり、上位0.01%に入っている商品ということになります。

2つ目の商品レビューが64件あるというのは、最低でも64人は商品を買っているということです。実際はレビューの記入率なんて促されなければ10%にも満たないので640人以上が購入していると考えられます。

ということでAmazonで売れてそうな商品が見つけられました。

2.商品が本当に売れているのかモノレートで確認

次にこの商品が本当に売れているのかを確認していきます。ここまでのリサーチはあくまでAmazon上で見て売れていそうな商品を見つけただけなので実際に売れているかどうかわかりません。実は全然売れていなかった・・・なんてケースもよくあります。なのでしっかりと裏付けを取っていきましょう。

商品ページ(カタログ)を見ていくと下の方に「登録情報」という項目があり、この中にASINが記載されています。このASINを使ってモノレートをチェックします。

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ランキングのグラフを見るとわかる通り、かなり上位を維持しているので売れているのは確実でしょう。11月初めに大きくランキングを下げていますが、それは上2つのグラフを見る限り10月に売れすぎて低価格で売っていたセラーが欠品して価格が上昇したためです。

ということはこの商品は安ければかなりの数が売れるが少しでも値段が上がると一気に売上を下げてしまう商品、おそらく競合商品が多く価格競争になってしまっている商品です。

ここで一気に利益を上げることができる商品か怪しくなってきたのでやめて他の商品を探すというのも1つの手です。今回は説明のため、この商品で続きの作業を行います。

このタイミングで販売価格もあらかじめ把握しておきます。

この商品はFBA出品者がおり、1,550円で出品されているので合わせて1,550円で販売するのがオススメです。最安値は1,320円となっていますが、これはFBAを利用していないのでこの最安値ではなくFBA出品者の中の最安値に合わせるのが1番メリットが大きいです。

3.この商品をタオバオで探し出す。

次にこの商品がタオバオで買うことのできる商品か、そして利益を出すことのできる価格で売っているのかをチェックします。2と3はケースによっては順番を入れ替えて行います。順番を入れ替えるケースというのは、対象の商品が中国輸入商品か不安な場合です。売れているのがわかっても仕入れることができないと意味がないので先に仕入れができるのか確認するのも1つの手です。

次はこのシューツリーをタオバオで探します。中国語が堪能な方は普通に検索していただければいいと思いますが多くの方は違うと思いますので翻訳機能を使います。翻訳機能は何を使ってもいいですが、1つではうまく変換できないことがありますので複数利用することをおすすめします。私の場合はgoogle翻訳とYahoo!翻訳をよく使います。

シューツリーを翻訳してみると「鞋楦」となったのでまずはこれで検索をかけます。

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検索をかけると1番最初に出てきましたね。おそらくこの商品でしょう。

ページをクリックしてAmazonの商品ページの画像や詳細情報などと比較してこの商品であるか細かく確認していきます。今回はこの商品で合ってました。

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商品ページの飛ぶとサイズが指定でき、サイズを指定すると価格が表示されます。このショップは天猫のものですね。タオバオでは天猫モールの商品も表示されますが、代行業者によってはタオバオのものと同様に購入できるのであまり意識しなくても大丈夫です。

価格¥42(42元)に取り消し線が入っています。これは実際に購入しようとしたり、まとめ買いしたりすると安くなるということ。ただ微々たる金額である可能性が高いので、微妙なラインの時は問い合わせてみても良いですが、割引前の金額で利益計算すれば良いです。その方が厳しめにチェックすることになるので安心です。

42元に代行業者が使用している為替レートをかけて日本円でいくらになるかを計算します。

為替レートは、リアルタイムのものではなく各代行業者が提示している為替レートを使うようにしましょう。だいたい週ごとに代行業者が決めており、実レートより1円程度高く設定されていることが多いですがかなり高く設定する業者もありますので代行業者を決める際はチェックするようにしましょう。(2016/11/20現在、私が使う代行業者は1元=17円、某代行業者は1元=20.6円。某代行業者を使うと2割以上高く買うことになります。)

42元 × 17円 = 714円

これに代行手数料や国際手数料など様々な費用を足して売ったとしても利益が出るかをチェックします。完璧に計算するには代行業者を使って輸入費用の見積を出してもらう必要がありますが、リサーチの段階では過去の実績から軽く計算しましょう。今回はざっくり輸入費用が商品代金と同じ(100%)としましょう。今までの経験上、輸入費用の合計は概ね50%〜100%くらいになります。

輸入費用714円

次にAmazonで販売する際にかかる費用を計算します。この費用は商品のASINと価格が決まっていればFBA料金シミュレーターを使って調べることができます。

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Amazonの費用が599円ということがわかりました。

商品代金714円 + 輸入費用714円 + Amazon費用599円 = 2027円

この時点で1,550円以上になってしまっているので仕入れて売れば赤字確定になります。よって、この商品は諦めて同じ手順で違う商品を探してきます。

リサーチはこの失敗の繰り返し

リサーチの基本的な流れは以上となります。

今回例として使った商品は仕入れるのにふさわしくない商品でしたが、同じ手順を繰り返すことによってしっかりと利益の上がる商品を見つけることができるようになります。慣れてくるとだいたい1商品あたり10分程度で見つけてから見切るか仕入れるかを判定することができるようになります。

まずはこのやり方を見て20商品くらい調べてみてください。それで1つでも利益を出せる商品を見つけることができればセンスありますよ。50商品くらい試してみれば感覚が身につくと思います。

リサーチの精度を高める&早めるには?

では、このリサーチ技術を高めていくにはどうすればよいでしょうか?答えは2つあります。

1つは”考えながら数をこなすこと”。

経験を積むことによって”この商品は無理そうだな”、”これはわずかに利益とれそう”、”これはガッツリいける”というのが商品を見た段階でなんとなく予想がつくようになります。なぜなら、タオバオでの販売価格が身についてくるからです。

初めて挑戦する場合、日本の物価はわかっていますが中国の物価が全くわかっていません。このため、Amazonで売れている商品を見つけても仕入値がいくらくらいになるのか想像がつきません。数をこなすと、タオバオの商品を大量にチェックすることになるので肌感覚で中国の物価がわかってきます。そうなると、Amazonで検索している段階で判断がつくようになってきます。

もう1つは有料ツールを使うこと。

基本的には有料ツールを使わずに無料ツールだけでリサーチすることは可能です。ただし、効率化を求めた時には有料ツールを使うのも1つの手です。

有料ツールというのは、有料でも使ってもらえるようにユーザーが欲しくなるような機能や使いやすさの追求がなされています。Amazon販売で言えばAmazonのデータを検索しやすい仕組みです。ツールを使うことにより検索の精度が上がり、そして早く見つけることができるようになればツール代の元を取ることも簡単に可能です。

ただし、使いこなす気力がないと無駄金になってしまいます。がっつり稼ぎたい人、リサーチが苦手という人は有料ツールを1度使ってみるのもありだと思います。自分も1度使ってみたらあまりに便利だったので使い続けています。

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